室内楽 ’70
1970-1975
RCA Red Seal (Japan) 1976
JRZ-2217 (LP) 帯, インサート
sleeve : NM-
media : EX-/EX-(わずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズが入る箇所あり)
フルート奏者の野口龍、ヴァイオリン奏者の植木三郎、ピアニストの松谷翠によるグループ、室内楽 ’70による1976年リリースのアルバム。三善晃、八村義夫、松村禎三ら戦後日本における現代音楽の作曲家による室内楽作品を収録。古典期に栄えたトリオ・ソナタを現代に復興させるべく結成したとライナーにありますが、これはフルート、ヴァイオリン、通奏低音の編成についての復興で、いずれの楽曲もどこか日本の情緒漂う旋律が音場を浮遊する、前衛的な取り組みによる現代音楽となっています。音質も大変素晴らしく、思わず息を飲むほど。なかなかお目にかからない1枚、オススメです。
A1: Akira Miyoshi “Hommage”
B1: Teizo Matsumura “Courtyard of Apsaras”