
Rabih Abou-Khalil w/Selim Kusur, Glen Velez, Setrak Sarkissian
Nafas
ECM Records (Germany) 1988
ECM 1359 (LP) Original pressing, Promotional copy
sleeve : VG+(DJS,SRW,WD,側面一部/角擦れ,シワ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
ガイドブック『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』に掲載。レバノン・ベイルート出身、ドイツで活動したオウド奏者Rabih Abou-Khalilの1988年ECMからリリースのアルバム。Glen Velez(frame drums)、Setrak Sarkissian(darabukka)、Selim Kusur(nay, voice)参加。中東/北アフリカのイスラム圏に伝わる民族打楽器ダルブッカとフレーム・ドラムが刻むのソリッドなビートに、中央/西アジアの伝統楽器である縦笛ネイと、アラビアの伝統弦楽器オウドの張力のある旋律がミステリアスに空間を舞う、エキゾチック・トライアングル・ミュージック。各パートの定位バランスが素晴らしく、乾燥した空気感の中で非常に生々しく響いています。Jan Akkermanも「Oil in the Family」と題して引用した、Mohammad Abdul Wahab作によるB4のアレンジも素晴らしいです。オススメ。
B2: Incantation
B3: Waiting
B4: Amal Hayati