V.A. “Space Theatre”

V.A. “Space Theatre”

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Various Artists
スペース・シアター Expo ’70 鉄鋼館の記録
RCA (Japan) 1970
JRZ-2501 (LP) シングルジャケット, 帯(SPSE:背面2ヶ所ごく小さな破れ), 8ページブックレット
sleeve : EX+(角軽い擦れ)
media : EX+/EX+(一部わずかにチリノイズが入る箇所あり)

1970年に開催された日本史上最大の祭典、大阪万博の鉄鋼館のために武満徹、高橋悠治、Iannis Xenakisが提供した楽曲をレコード化した歴史的名盤。指揮は小澤征爾と若杉弘、演奏は日本フィルハーモニー交響楽団。二群のオーケストラに独奏楽器と女性コーラスによる武満徹作曲のA1「クロッシング」はスペース・シアターのために作曲されたスコア。高橋悠治作曲のA2「エゲン」はFrancois Baschetによる音響彫刻と木管楽器の音を素材とする4つの三元ステレオ音楽のレイヤー。Iannis Xenakis作曲のB1「ヒビキ・ハナ・マ」は12チャンネルと800のスピーカーのための電子音響作品。いずれも現代音楽/前衛音楽史における金字塔的作品。現在も万博跡地にその建造物と空間が保存されている鉄鋼館に僕も訪れたことがありますが、音像の時間的テクスチュアを実現するためにさまざまな場所にスピーカーが取り付けられた多元的音響空間で、実際にどのような音で響いていたのか大変興味を持ちました。

 A1: Toru Takemitsu “Crossing”
 A2: Yuji Takahashi “Yeguen”
 B1: Iannis Xenakis “Hibiki Hana Ma”
Language
Japanese
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