矢野顕子
Brooch
Midi Inc. (Japan) 1986
MIL-1018 (LP) インサート, ファンクラブインフォシート, ポストカード
sleeve : EX+
media : EX+/EX+(一部わずかにチリノイズが入る箇所あり)
細野晴臣率いるキャラメル・ママ(ティンパンアレー)とともにセッション・ミュージシャンとして様々なアーティストの作品にキーボードやコーラスで参加し、1976年にアルバム『Japanese Girl』でデビュー以降数多くの名盤を世に送り出し、現在も第一線で活躍するコンポーザー/シンガー/ピアニストの矢野顕子による1986年リリースのアルバム。高橋悠治、坂本龍一の両氏がピアノで参加。ドビュッシーやストラヴィンスキーなどの楽曲をアコースティック・ピアノとボーカルで表現したものを中心に、全編にわたり矢野顕子のあの特徴のあるボーカルと素晴らしいピアノの演奏を堪能できる隠れた名盤。とくに谷川俊太郎と岡真史の詩に高橋悠治がメロディをつけたA1〜A4の4曲があまりにも素晴らしく、胸を打たれます。現在の矢野顕子のライブ・パフォーマンスや諸作品の原点とも言えるような気がします。