鹿島久美子
おいとこ節 / 市川文殊
Victor (Japan) 196x
MV-737-S (7”) カンパニースリーヴ(Crown)
sleeve : VG+(SRW,WC,やや色あせ)
media : EX-/EX-(薄いスリキズによるわずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズが入る箇所あり)
千葉県民謡「おいとこ節」と山梨県民謡「市川文殊」を収録した7インチ・シングル。唄は鹿島久美子、演奏は静子と豊藤による三味線とビクターオーケストラで、どちらも小沢直与志によるあらたな編曲が施されています。A面の「おいとこ節」は千葉県民謡となっていますが唄われている地域がとても広く、現在は宮城県や岩手県の民謡として親しまれているようですが、もともとのルーツが千葉県にあるようです。前衛音楽家で現在は日本の民族音楽を追求する土取利行さんも添田唖蝉坊が書いた「新おいとこ節」を演奏されていますが(YouTubeで聴けます)。B面の「市川文殊」は「甲府盆唄」として親しまれる山梨県の民謡で、江戸時代の情緒や風情が歌詞のなかに盛り込まれた盆踊りの唄。