矢代秋雄
ピアノ協奏曲 / チェロ協奏曲
Denon (Japan) 1980
OW-7849-ND (LP) 帯
sleeve : EX(裏面わずかに色あせ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
日本コロムビア/DENONの<シリーズ・現代日本の音楽・1500>から13弾として1980年にリリースされた、作曲家の矢代秋雄によるアルバム。1967年発表の「ピアノ協奏曲」と1960年発表の「チェロ協奏曲」の2作品を収録。いずれも1968年に世田谷区民会館で録音されています。演奏は中村紘子(piano)、堤剛(cello)、NHK交響楽団。岩城宏指揮。B面の「チェロ協奏曲」は「西洋の美学と日本の美学を合体させようとした試みで、この試みは多くの点で成功している」と解説にあり、なんとなくそういうところもありますが、それほど明確に表れている感じはしません。注目はA面の「ピアノ協奏曲」。3つの楽章で構成され、かなり壮大な展開がドラマチック。クラシックやオーケストラものが苦手な方にもぜひオススメしたいです。