
伊藤詳
やすらぎの道
King Records (Japan) 1981
K28A-189 (LP) Original pressing, インサートx2
sleeve : EX(側面一部/角わずかに擦れ)
media : EX+/EX+(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
日本初のプログレッシヴ・ロック・バンドとしてKlaus SchulzeプロデュースのもとデビューしたFar East Family Bandのキーボード・プレイヤーで、バンド脱退後は数多くのニューエイジ・エレクトロニクス作品を発表している伊藤詳による1981年リリースのアルバム。『やすらぎを君に。』、『聖音の響き』に続くKing Recordsによる心理音楽シリーズの第3弾で、以前作に比べて仏教や神道色が増したスピリチュアルな作風で、1979年に発表された名盤『菩薩と無限』に近似する趣向。Klaus Schulzeからの影響も感じられ、ドラム・マシンによる打ち込みリズムを前面に打ち出した楽曲も秀逸。同じくFar East Family Bandのメンバーだった喜多郎と双璧をなす方ですが、どちらかというと喜多嶋修の一連作に近い感触のオリエンタル・ニューエイジ。