Anna Lockwood
Glass World
Tangent Records (UK) 1970
TGS 104 (LP) 片面コーティングジャケット
sleeve : EX-(SRW,薄い汚れ,一部コーティング浮き)
media : EX-/EX-(わずかにチリノイズが入る箇所あり,再生音に影響ないごく薄い擦れ一部あり,B12後半:軽いチリノイズあり)
ニュージーランドで生まれのアメリカ人コンポーザー、Anna Lockwoodによる1970年リリースのアルバム。60年代に強く傾倒したガラスを演奏するコンポジションの集大成的作品で、角材に何本ものボトルを突き刺して直立させたボトル・ツリー、ガラスの板にスティックを打ち付けるグラス・ロッド、水を入れた円柱状の容器にガラス板を入れてマレットで叩くウォーター・ゴングなど様々な自作楽器を駆使し、それぞれが特徴的な音色を放ちながら至極ディープな音響空間を創造。David Toop、Max EastleyがBrian EnoのObscureレーベルから1975年に発表した『New And Rediscovered Musical Instruments』や、オーストラリア人インプロヴァイザーRos Bandtの1983年名盤『Soft and Fragile』の先駆的作品といえる驚異的な1枚。各自作楽器ごとにタイトルが付いていますが、片面1曲の長尺曲としてお聴きいただけます。大推薦。
A11: Spinning Discs
B2: Vibrating Pane