
Archie Shepp featuring Joe Lee Wilson
A Touch of the Blues
Fluid Records (France) 1977
Fluid 102 (LP) コーティングジャケット
sleeve : EX-(角擦れ,やや色あせ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
John ColtraneやCecil Taylerと並びアフリカ回帰的ジャズ傑作を数多く世に送り出した珠玉のサキソフォニスト、Archie Sheppによる1977年リリースのアルバム。1976年にWhynotから発表した名盤『Shout for Trane』を残し、また、Baystateから1977年に発表されたCharles Greenleeの傑作『I Know about the Life』でも素晴らしいボーカルを披露しているアメリカ人シンガーのJoe Lee Wilsonをフィーチャーし、ブルースにスポットを当てた作品。Siegfried Kessler(p)、Cameron Brown(b)、Clifford Jarvis(ds)とのカルテット。ブルース進行の起源と言われるスタンダード・ナンバーA1で幕を開け、Sheppの1970年作『For Losers』やWilsonの1975年作でも取り上げられたA3やSheppのオリジナル・スコアなど、色気たっぷりに至高のパフォーマンスを全編に披露した素晴らし過ぎる1枚。それにしてもWilsonのボーカルは本当に魅力的です。レーベル面に著作権協会のロゴがない珍しい盤です。
A3: What Would It Be Without You
B1: Soft As Rain
B3: Touch You Feel You