Aurele Nicolet
オーレル・ニコレ名演集
Trio Records (Japan) 19xx
EP-1009 (LP) Promotional copy, white label, 帯
sleeve : VG+(側面/角擦れ)
media : EX-/EX-(わずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズが入る箇所あり)
トリオ・レコードの<現代音楽家の名演奏家シリーズ>からリリースされた、スイス人フルート奏者Aurele Nicoletによるアルバム。Aurele Nicoletの来日公演にあわせて発売されたもののようですが、同レコード会社のこのシリーズに関する情報が皆無で発表年も不明ですが、オリジナル盤はドイツの名門レーベルWergoから1969年にリリースされています。1950年代から長きにわたり活躍し、1974年にはUrsula Holliger、Heinz Holligerらとともに武満徹の『Miniatur II』を録音しDeutsche Grammophonからリリースするなど、コンテンポラリー/ポスト・モダンのフィールドでその才能を発揮しています。本作でもPierre Boulez、松平頼則、福井和夫、Jurg Wyttenbach、Luciano Berioといった作曲家の作品を取り上げ、A1とB1ではJurg Wyttenbachもピアノで参加。全編素晴らしい演奏が繰り広げられていますが、とくに注目したいのがB1。フルートとピアノが螺旋のように交錯する前中盤を経てアンプリファイドされた電子音のような音まで登場します。ホワイト・プロモ盤。
A4: Mei
B1: Paraphase Fur Flote und Klavier