Benjamin Lew / Steven Brown
A Propos D'Un Paysage
Crammed Discs (Belgium) 1985
CRAM 038 (LP) Original pressing.
sleeve : EX-(側面一部/角軽い擦れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
ガイドブック『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』に掲載。ベルギー人実験音楽家Benjamin Lewと、Tuxedomoonの中心人物であるマルチ・インストゥルメンタリストのSeteven Brownによる、1985年ベルギーのCrammed Discsからリリースの共演アルバム。同レーベルの創始者でAksak Maboul名義でも傑作を残しているMarc Hollanderが全面参加しています。合唱のようにも聴こえるパッド音とヴォイス・コラージュに美しくも切ない旋律のアコースティック・ピアノが淡々とレイヤーされたディープ・アンビエントB5、ウェットな質感で細やかにプログラミングされたシンセサイザーのアルペジオ音がレイヤーされた音場に、クラリネットやサックスによるパッド音が広角に広がっていくB2をはじめ、コンテンポラリーな香りを漂わせながらも、非常に深い情景描写のアンビエント志向と実験精神溢れるサウンド・メイクが一体となったディープ・エクスペリメンタル・ミュージックを創造した素晴らしい作品。イタリアの実験音楽家Gigi MasinのモダニズムとRiccardo Sinigagliaのエキゾティシズムを併せ持った世界観です。オリジナル・ベルギー盤。
A1: Moments
A2: Les Enormes et Pourtant Invisibles
B2: Face a ce qui se Derobe
B5: Etendue