Brian Eno
Music for Films
Polydor (Japan) 1979
MPF 1203 (LP) 帯, インサート(色あせ)
sleeve : EX-(一部色あせ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
Erik Satieの「家具の音楽」から発想を得て、音楽を都市生活におけるひとつの環境として定義する「環境音楽」という概念を創造した音楽家のBrian Enoが、1975年から1978年に制作した楽曲をまとめたアルバム。タイトルから連想されるように収録曲のいくつかは映画のサウンドトラックで使用することを目的に製作されたもので、室内音楽風の柔らかな感触のものから、共同制作もしているドイツのDieter MoebiusとHans-Joachim Roedeliusにダイレクト・コネクトするエレクトロニクスまで、断片のようなピースが計18曲収録されています。言わずもがな全編を通して最高のアンビエンスです。A1/B7はイタリアのアンダーグラウンド・エクスペリメンタル・ウェーヴMagazzini Criminaliも勝手にサンプリングしていました。故阿木譲氏による非常に興味深い解説が付いた日本盤。音良いです。
A1: M386