Byard Lancaster
Documentation: The End of a Decade
Bellows (US) 1980
T 801 (LP)
sleeve : VG+(SRW,SPSE/TOC:天面10cm/底面4cm程裂け/テープ補修,側面/角擦れ,汚れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
60年代中期にキャリアを開始後、Sun Ra、McCoy TynerやBill Dixonらと活動をともにし、60年代末以降は自身のリーダー作品でも多くの傑作を残すアメリカ人リード・プレイヤーByard Lancasterによる1980年リリースのアルバム。1979年3月から12月にかけてニューヨークやフィラデルフィアなど5ヶ所で行われたスタジオ・レコーディングやライヴ・レコーディング音源9曲をひとつにまとめた作品。Lancasterのフリーフォームなソロ・インプロヴィゼーションなど秀逸な楽曲が目白押しですが、注目はなんといってもThe Broardway Local Dance Bandと共演しフィラデルフィアのFuture Gold Studioで録音されたA1と、同スタジオで5ヶ月後に録音されたA3。いずれもファンクを大々的に取り上げ、腰にくるミッド・テンポのリズムにエレクトリック・ギターやリード、シンセサイザーが絡むダンサブルな楽曲。Lancasterの多様な音楽性を感じさせる貴重な1枚。Joan HansomのヴォーカルとYouseff YancyによるテレミンをフィーチャーしたA4も最高な大推薦盤です。
A1: Rib Crib
A3: Philly Funk
A4: Sweetness