
Czesław Niemen
Postscriptum
Polskie Nagrania Muza (Poland) 1980
SX 1876 (LP) Beige label, インサート
sleeve : VG+(SRW,TEOC,SPSE:7cm程底面亀裂,側面/角擦れ)
media : EX-/EX-(薄いスリキズによるわずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズが入る箇所あり)
ポーランドの国民的シンガーとして60年代より活躍し、ガイドブック『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』でもSlawomir Kulpowiczとの共演作『Samarpan』を取り上げたCzesław Niemenによる1980年リリースのアルバム。ヴォーカルやパフォーマンス、さらにはミックス・エンジニアリングからアートワークまですべてNiemen自身が手がけたセルフ・プロデュース作品。名作との呼び声高い『Katharsis』『Idee Fixe』に続いて発表されたもので、かなりこってりとしたロックをベースとしながらも、シンセサイザーやドラム・マシンを大胆に駆使したイマジネイティヴで前衛的なアプローチ。とくにシンセサイザーのレイヤーのみで創造されたインスト・トラックB3は、80年代エレクトロニクス期のEgberto Gismontiに通じる独自性を感じます。
B2: Serdeczna Muza
B3: Żyć Przeciw Wojnie
B4: Postscriptum