David Cope “The Way / Concert”

David Cope
The Way / Concert
Opus One (US) 1982
82 (LP)
sleeve : EX(SRW)
media : EX-/EX-(わずかなチリノイズ/軽いチリノイズが入る箇所あり)

1971年発表の実験電子音楽作品『K; Weeds』が高く評価され、その後もオーケストラ作品から電子音楽まで多岐にわたるコンポジションを残すほか、ソフトウェアの開発にも携わるアメリカ人現代音楽家のDavid Copeによる1982年リリースのアルバム。A1の「The Way」はひとりの演奏者のためのスモール・アンサンブルで、Cope自身が製作した52種類のオリジナル楽器とヴォイスによる実験的な趣向の楽曲。当初は200を超える楽器群のなかから27タイプの楽器を選び演奏するために考案されたそう。様々な曲面を迎える展開に息を飲みます。A2からB面全編に収録された「Concert」は1979年に作曲された27分を超えるピアノとオーケストラのためのコンポジション。こちらもかなり実験的です。

A1: The Way
B1: Concert