Enrico Rava
Jazz Confronto 14
HORO Records (Italy) 1975
HLL 101-14 (LP)
sleeve : VG+(TEOC,側面/角擦れ,色あせ)
media : EX/EX(わずかなチリノイズが入る箇所あり,薄く小さな擦れ一部あり)
ドイツの先鋭ジャズ・レーベルECMやJAPOにも数多くの作品を残し、モーダルからコンテンポラリー/フリーまで幅広いスタイルながらその特徴的な音色と旋律が耳に残るイタリア人トランぺッターのEnrico Ravaが、多くの名盤を残すイタリアのレーベルHOROから1975年にリリースしたアルバム。イタリアにおいてJohn ColtraneやSlbert Aylerの魂を継承した第一人者Massimo Urbani(as)、Calvin Hill(b)、そして、Litto NebbiaやChivo Borraroをはじめ多くのアルゼンチン・ジャズ/ロック作品でその手腕を披露したNestor Astaritaが参加。エスニックなフレージングとAstaritaの高速ドラミングが凄まじいA1、ファンキーなリズム・セクションをバックにブロウするB1をはじめ、フリーフォームなインタープレイはこの時期ならではですが、テーマの随所に垣間見られる抒情的な旋律はRavaの真骨頂。大推薦盤。『Brown Rice』辺りまでのDon CherryやArt Ensemble of Chicagoが好きな方もぜひ。
A1: Closer