Friedrich Gulda
The Long Road to Freedom
MPS Records/Teichiku Record (Japan) 1972
ULS-1724~5P (2LP) Limited edition, 帯
sleeve : VG+(薄い汚れ)
media : EX/EX,EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
50年代初期より第一線で活躍し、1971年作『Fata Morgana』や1977年作『Nachricht Vom Lande』など、スペーシーかつカオティックなコスミック・ジャズ名盤を残しているオーストリア・ウィーンを代表する名ピアニスト/コンポーザーのFriedrich Guldaによる1971年発表のアルバム。本作でもその長年の活動により蓄積されたクラシックとジャズの両立を見事に昇華し、波のように押し寄せては引いていく静動と緩急、ときにはスコールのように降り注ぐ超絶の演奏が光るピアノ・ソロを披露。全編素晴らしいですが、Friz Pauerのスコアを取り上げたミニマリズムあふれるC2、Klaus Weiss(ds)とAlbert Golowin(vo)が参加しディープ・スピリチュアルなジャズを展開したD1/D2がとくにオススメです。
C2: Etude
D2: Duo