Gary Peacock
Voice from the Past - Paradigm
ECM Records (US) 1982
ECM-1-1210 (LP) レーベルカタログ
sleeve : EX(角擦れ,角1ヶ所折れジワ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
アメリカ人ジャズ・ベーシストのGary Peacockが1982年にECMからリリースしたリーダー・アルバム。Jan Garbarek(ts,ss)、Jack Dejohnette(ds)といったECM常連組に、ポーリッシュ・ジャズを代表するトランペッターのTomasz Stankoが参加したカルテット作品。一聴しただけでそれとわかる歪んだソロを奏でるTomasz Stankoのトランペットと、静寂の中に響くGary Peacockのベースがスピリチュアルな空間を創造するA1、Jack Dejohnettが刻む空間的なドラムにJan GarbarekとTomasz StankoのエクスペリメンタルなホーンがカラムB3など、張りつめた空気の中で緊張感を維持しながら呼吸を合わせるメンバーのプレイに思わず息を飲んでしまう、非常にスピリチュアルなサウンド。とくにユニークなサウンド・ポリシーを持つJan GarbarekとTomasz Stankoによる、両者の独特な音色によるプレイの絡みがなんとも最高。レーベルカタログ付きのUS盤。
B3: Ode for Tomten