Geinoh Yamashirogumi “Yamato Gensho”

芸能山城組

やまと幻唄
Victor (Japan) 1977
VIH-6001 (LP) 帯, インサート
sleeve : VG+(一部汚れ,やや色あせ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)

組頭の山城祥二を中心に、DNAに約束された人類本来のライフスタイルを模索検証することが文明批判の一拠点であると意匠に掲げ、1960年代より活動を続ける日本が世界に誇るマルチパフォーマンス・コミュニティ、芸能山城組による1977年リリースの3rdアルバム。以前作に続き、音楽評論家であり日本におけるワールド・ミュージックの権威である中村とうようがプロデュースを手掛けています。本作では日本の伝統音楽をテーマに、宮城県民謡の「刈干切唄」や仏教における声明や小唄などを取り入れたオリジナル曲を披露。とくに注目したいのが大野克夫によるシンセサイザーを導入したA3、松岡直也や石川実らジャズ/ロック・ミュージシャンが参加したB3で表出するオリエンタル・サイケデリア。

A3: しゅうだらひぎょう
B2: 山城節 “狸”