Gloria Niemann Quintet
Bittersweet
Plainisphare (Switzerland) 1983
PAV 807 (LP)
sleeve : NM(IN SHRINK)
media : NM/NM
スイスの最優良コンテンポラリー・ジャズ・レーベルPlainisphareから、スイス人フィメイル・ジャズ・シンガーGloria Niemann Quintet率いるクゥインテットによる1983年リリースの知られざる名作。Rene Zedi(vib)、Bruno Durring(p)、Jurg Salchli(b)、Juan Puigventos(ds)が参加。モダン、ラグタイム、ブルースなど比較的ストレート・アヘッドなジャズ・ナンバーを演奏していますが、とにかくGloria Niemannのヴォーカルが素晴らしく、Miles DavisのカヴァーA3、Antonio Carlos JobimのカヴァーB1など聴きどころ満載。なかでもオススメしたいのが、1969年にアメリカ映画『The Happy Ending』の劇中歌としてMichel Legrandが作曲し、その後数多くのシンガーに歌い継がれる名曲をカヴァーしたB2。抑揚を抑えた渋い演奏とGloria Niemannの感情表現豊かなヴォーカルがグッと胸を締めつける、美しく切ないバラード・ナンバー。素敵過ぎます。