山本邦山, 富樫雅彦, 山下洋輔
Breath
Denon (Japan) 1984
YF-7091 (LP) 帯, インサート
sleeve : EX-(一部汚れ)
media : EX-/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり,A2:静音部で軽いチリノイズが入る箇所一部あり)
古典芸能にとどまらずコンテンポラリーな活動により偉大な功績を残した尺八奏者山本邦山、半身不随になりながらも独自のスタイルで演奏活動を続けた稀有なパーカッショニスト富樫雅彦、数々の逸話を持つ日本が世界に誇るフリー・ジャズ・ピアニストの山下洋輔という、日本の音楽界で異才を放った三者による1984年リリースの傑作トリオ・アルバム。北ドイツ放送協会のプロデューサーUwe Schaefflerにより企画されたもので、山本邦山が山下洋輔との共演を提案し、さらにふたりの提案で富樫雅彦が加わったと解説にあり、三人がセッションするのは本作が初とのこと。山下と富樫は1980年に名盤『兆』ですでに息の合った共演を果たしていて、そこに邦山の尺八が加わることで具現化する音の世界はもはや言葉による形容は必要のないものですね。PCMデジタル・レコーディングを採用した高音質レコード。
A2: Joy
A4: Eastern Ceremony
B3: Rainbow