Harald Weiss "Trommelgefluster”

Harald Weiss
Trommelgefluster
ECM Records (Germany) 1983
ECM 1249 (LP)
sleeve : NM-(SOC)
media : EX+/EX+(わずかにチリノイズが入る箇所あり)

現代音楽/前衛音楽を演奏するグループEnsemble Musica Negativaのメンバーとして活動し、1980年以降はWergoレーベルを中心に多くの作品を発表しているドイツ人パーカッショニストのHarald Weissが、1983年にECMからリリースした超傑作アルバム。ゴング、コンガをはじめ正体不明の様々な打楽器を駆使し、インドネシアのガムランやケチャの要素を取り入れながら繰り広げられる、超ディープ・エクスペリメンタルなパーカッション・ミュージック。木製打楽器の丸みのある音色をメインにベルやプリミティブなヴォイスなどがフィーチャーされたA面は、時折入るゴングの音に飛ばされます。B面は重低音の倍音成分を放出する得体の知れない金属系楽器と硬質に響くシンバル群が作り上げる深い残響空間にケチャ的なヴォイスが炸裂する、さらにディープな世界。どちらもかなりヤバいです。大大推薦盤。

A: Trommelgefluster 1

B: Trommelgefluster 2