Harold Budd/Brian Eno
Ambient 2 : The Plateaux of Mirror
Polydor (Japan) 1980
MPF1321 (LP) 帯, インサート(染み)
sleeve : VG+(染み)
media : EX/EX(A3/B3:ごく薄く小さな擦れによるわずかなチリノイズが入る箇所一部あり)
Roxy Musicやソロ活動を経て1970年代中期より環境音楽を提示したBrian Enoによる「Ambient」シリーズの第2弾で、現代音楽家のHarold Buddとのコラボレーションによるアルバム。前作『Music for Airport』に続き、環境を包囲する音楽の効用を目指したEnoの環境音楽の定義が顕著に現れていますが、ミニマルにリフレインを繰り返すアコースティック・ピアノの穏やかな旋律に耳を傾けていると、やはり音楽そのものに内包するエヴァー・グリーンな永遠性に感動を覚えます。当時の日本においてBrian Enoのアンビエントがどのように捉えられていたのかを垣間見れる日本語解説もぜひご一読ください。
A1: First Light
B1: Not Yet Remembered
B4: Wind in Lonely Face