花房晴美
ラヴェル・アルバム
Fontec (Japan) 198x
FONC-5035 (LP) 帯, インサート(色あせ)
sleeve : VG+(SRW,SPSE:6cm程底面抜け)
media : EX-/EX-(わずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズが入る箇所あり)
DebussyやRavelなどの作品の演奏を得意とし、ヨーロッパを中心に海外でも高い評価を得る日本人ピアニスト、花房晴美がMaurice Ravelの作品を取り上げたアルバム。コジマ録音の小島幸雄も創設に携わったレベルFontecから、おそらく1982年頃のリリースと思われます。A面の『Gaspard de la nuit』は1908年に作曲された3つのパートで構成された楽曲で、しぶきをあげる水の流れのような表現を用いながらメロディが紡ぎ出されています。B面の「鏡」は1905年に作曲された5部からなる組曲。全音音階や高次倍音を用いながら色彩豊かな風景を描き出しています。