山本邦山 尺八の世界
緩急
RCA Red Seal (Japan) 1973
JRZ-2528 (LP) 見開きジャケット
sleeve : VG+(細かい染み/汚れ)
media : EX-/VG+(わずかなチリノイズ/軽いチリノイズが入る箇所あり,B1:小さなスリキズによる軽いプチノイズが入る箇所あり)
古典芸能にとどまらずコンテンポラリーな活動により偉大な功績を残した尺八奏者、山本邦山による1973年リリースのアルバム。邦山とともに尺八三本会を結成した青木静夫と横山勝也、沢井忠夫(琴)、佐藤英彦(打楽器)参加。自身によるオリジナル曲「三本の尺八のための緩急」のほか、牧野由多加、松村禎三、菅野光亮ら現代作曲家が邦山の委嘱により作曲した楽曲を収録。三本会によるA1は言うまでもなく当時の邦山が目指していた古典を否定せずに脱却や超越を試みる象徴的な1曲で、独自の自然表現が表出しています。そのほか超絶な技巧でありながらそれを意識させない音の調べを全編で聴くことができます。テクスチャージャケット/定価2,200円表記の2ndプレス。
A1: 三本の尺八のための緩急
B1: 詩曲二番