山本邦山
[銀界 II] 無限の譜
Philips (Japan) 1980
FS-7031 (LP) インサート
sleeve : EX(側面一部/角軽い擦れ)
media : EX/VG+(わずかにチリノイズが入る箇所あり,B2:スリキズによるプチノイズが入る箇所あり)
古典芸能にとどまらずコンテンポラリーな活動により偉大な功績を残した尺八奏者の山本邦山による1980年リリースの傑作アルバム。脊髄を損傷し下半身不随となりながらも独自の奏法を生み出し演奏活動を続けた日本が誇る偉大なるドラマー/パーカッショニストの富樫雅彦、1969年にリーダー・アルバム『パラジウム』でデビュー以降、第一線で活動を続ける日本を代表するジャズ・ピアニストの佐藤允彦とともに1979年にレコーディングを行った作品。1971年発表の歴史的名盤『銀界』の第二弾として、山本邦山自らふたりとの共演を望んだもので、3人による共同作曲となっていますがほぼ全編フリー・インプロビゼーションに近く、日本人の原風景と言える自然の神秘を大胆に表現した非常にオーガニックなエスノ・スピリチュアル・ジャズが展開された究極の1枚。素晴らしいです。
B1からB2にかけて2cm程のスリキズが2本あり、B2でプチノイズが断続的に入る箇所があります。