湯浅譲二
湯浅譲二作品集
Denon (Japan) 1983
OS-7109-ND (LP) 帯
sleeve : EX(角擦れ,わずかな汚れ)
media : EX+/EX(一部わずかにチリノイズが入る箇所あり)
詩人の瀧口修造のもと組織された実験工房に武満徹らとともに参加し日本における電子音楽の礎を築き、1950年代後半より数々の作品を残した日本を代表する現代音楽家のひとり、湯浅譲二の作品集。空間を静かに浮遊する二本のフルートのアンサンブルA1「二本のフルートのための《相即相入》」、まるでパーカッションのような打撃音や弦の歪み音がうごめくA2「コントラバスのためのトリプシティ」、非常に日本的な感性を覚えるフルート、ハープ、パーカッションによるA3「インター・ポジ・プレイ・ション II」、高橋祐治のピアノ・ソロによって表現されるB面の3曲「内触覚的宇宙」「プロジェクション・トポロジック」「オン・ザ・キーボード」といった最初期作品から70年代前半に作曲された代表曲を収録。全曲素晴らしいです。
A2: コントラバスのためのトリプシティ
A3: インター・ポジ・プレイ・ション II
B1: 内触覚的宇宙