半田淳子
琵琶・半田淳子の世界
Teichiku Records (Japan) 1982
GM-6056 (LP) 帯, インサート
sleeve : EX+(角ごくわずかに潰れ)
media : EX-/EX-(わずかにチリノイズが入る箇所あり,再生音に影響ない薄く小さな擦れ数ヶ所あり)
師である鶴田錦史が長年演奏した武満徹の「ノーヴェンバー・ステップス」で一躍名を挙げ、ジャズ・ピアニストの佐藤允彦とともにニューヨークのカーネギーホールで開催されたジャズ・フェスティバルへの出演や、ドイツ人フリージャズ・ベーシストのPeter KowaldとのデュオでFMPから作品を発表するなど、邦楽の領域を超えて活動する琵琶奏者、半田淳子による1982年リリースの1st.アルバム。小倉百人一首から女性のつくった四首の和歌を選び、半田自ら作曲演奏したA1、「平家物語」の琵琶歌を自由な形式で編曲し演奏したA2、日本音楽集団の長沢勝俊作曲の笛、尺八、二十絃箏、十七絃箏との合奏B1など、琵琶歌という古典の形と発声をベースとしながらも、旧来の固定された旋律型や形式にとらわれずにあたらしい琵琶の世界へと昇華した素晴らしい歌と演奏です。
A1: 歌曲「四つの恋歌」
A2: 弾き語り「敦盛の最期」
B1: 器楽合奏曲「かぐわしき琵琶の音によせて-香」