横山勝也
竹の魅力
Nippon Colombia (Japan) 1970
CLS-5128 (LP)
sleeve : VG+(薄い染み)
media : EX-/EX-(薄いスリキズによるわずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズが入る箇所あり)
1963年に新しい音楽の創造を目的に作曲家の三木稔らとともに日本音楽集団を結成、翌年には山本邦山、青木静夫とともに流派を超えて<尺八三本会を結成、1967年には武満徹作曲「ノヴェンバー・ステップス」で小澤征爾指揮のもとニューヨーク・フィルと公演、その後も古典の枠を超えたさまざまな前衛的活動を続けた尺八奏者、横山勝也による1970年リリースのアルバム。A面は古典サイドで、琴古流尺八本曲「鹿の遠音」「産安」「手向」を収録。B面は現代音楽サイドで、宮下秀冽作曲の「十七絃・尺八の為の二重奏曲」を箏曲家の宮下伸とともに、武満徹作曲の「ノヴェンバー・ステップス第十番」を鶴田錦史の琵琶とともに演奏。とくにB面の2曲は現代邦楽の金字塔といえる歴史的名演。表現はかなりアヴァンギャルドですね。
B1: 十七絃・尺八の為の二重奏曲
B2: ノヴェンバー・ステップス第十番