沢井一恵
十七絃箏 一九八三 Act.2
Denon (Japan) 1983
WF-7009-ND (LP) Promotinal copy, 帯, インサート
sleeve : NM(DJS)
media : EX+/EX+(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
古典邦楽の正統な継承者でありながら、夫である沢井忠男とともに前衛的な活動を続け現代邦楽のあたらしい可能性を見いだした十七絃箏奏者で、1987年には高橋鮎生プロデュースのもとイギリスのロック・ミュージシャンや太田裕美が参加した名作『Eye To Eye』も残す沢井一恵による、1983年リリースのアルバム。沢井忠夫、堤政雄、武満徹、高橋悠治が書き下ろした十七絃箏のための楽曲を演奏した作品。沢井忠夫によるA1と堤によるA2は、枯山水の庭園を眺めているような静寂の世界。武満によるA1は中川昌三のフルートとの合奏で、静かに揺れるさざ波が見事に表現されています。高橋によるB2は高橋が演奏するタイの山岳民族アカ族につたわる笙ラチと、森茉莉による朗読をフィーチャー。いずれも現代邦楽からアプローチした実験的な環境音楽とも捉えられる極めて素晴らしい内容。大大推薦盤。