三橋貴風
尺八 山の詩
Nippon Columbia (Japan) 2022
HMJY-170 (LP) Promotional copy, 帯, インサート
sleeve : NM(DJS)
media : NM/NM
琴古流と普化尺八古典本曲いずれをも学び、尺八奏者の横山勝也や作曲家の三木稔らが結成した日本音楽集団に加入、その後も国内外問わず幅広い演奏活動を続ける尺八奏者の三橋貴風による1976年発表のアルバム。60年代より自身のオーケストラを率いて多くのムード音楽作品を残した山屋清の編曲で1976年から1979年までのあいだに7作品発表された一連のシリーズの第3弾。「会津磐梯山」や「刈干切唄」をはじめとする民謡の数々をジャズ、ロック、ボサノヴァ、ポップスにアレンジし、尺八でリードを取ったもの。山本邦山や沢井忠夫といった邦楽器奏者に異ジャンルの演奏をさせるという当時のレコード会社の企画モノですが、内容は抜群にシルキーかつグルーヴィで最高。コンテンポラリーなエスニック・ジャズとしても評価できる1枚です。2022年国内再発盤。