
Leo Cuypers Trio
Corners
Varajazz (Holland) 1981
209 (LP)
sleeve : EX-(側面一部/角擦れ,シワ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
1970年にMPSから発表された傑作ライヴ・アルバム『Gittin' To Know Y'All』にもThe Baden-Baden Free Jazz Orchestraのメンバーとして参加しているオランダ人ピアニスト、Leo Cuypersによる1981年リリースのアルバム。Arjen Gorter(b)、Han Bennink(ds,per)というオランダの異才とのトリオ。Benninkの弾けるようなドラミングで幕を開け、Cuypersの流麗なピアノが追走するA1、Henninkの狂おしいバスクラリネットを聴けるA2、パワフルなリズム・セクションとエレガントなピアノのコンビネーションが素晴らしいA5/B4、美しいピアノ・ソロから怒涛のフリーへと展開するB5など、全編息を呑むほどにスリリングな演奏を披露した傑作。Don Cherry、Dollar Brand、Carlos Wardによる1974年発表の名盤『The Third World-Underground』と同様のエネルギーを感じます。Benninkのドラムはやはり凄まじくヤバいです。
A1: Powel
A5: Bim Bam Beieren
B4: Dolce Far Niente
B5: Breukoff