Lucas Heidepriem Quartet
Voicings
IN+OUT Records (Germany) 1991
7011-1 (LP) Limited Audiophile Edition
sleeve : NM(IN SHRINK)
media : EX+/EX+(一部わずかにチリノイズが入る箇所あり)
80年代前半にMani Planzer Big BandやAlphine Jazz Herdなどのグループへの参加で頭角を現したドイツ人トロンボーニスト/ピアニストのLucas Heidepriemによる1991年リリースのリーダー・アルバム。Uli Mock(p,keys)、Karo Hofler(b)、Marting Hug(ds)が参加したカルテット。Heidepriemは本作ではトロンボーンの演奏に徹し、Mockがピアノ/キーボードを担当していますが、これがまた最高に良く、シンセサイザーのパッド・サウンドを効果的に用いながら、ガイドブック『obscure sound』で紹介したApocalypseの『Twilight Music』に通じる情景描写に彩られたモスフェリックなコンテンポラリー・ジャズを披露しています。全曲余すことなく最高。ECMが好きな方もぜひ聴いてみてください。大大推薦盤です。
A1: Giovanni
B1: Voicings