諸井誠
尺八のための音楽
Victor (Japan) 1972
VX-64 (LP) インサート
sleeve : VG+(WC,天面擦れ,裏面上部細かい染み)
media : EX+/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり,B2:再生音に影響ないごく薄く小さな擦れ1ヶ所あり)
後に武満徹や一柳慧も参加した二十世紀音楽研究所を黛敏郎や柴田南雄らと発足し、ミュージック・コンクレートや十二音技法を日本において最も早い時期に実践した作曲家のひとり、諸井誠による尺八のためのコンポジションを収録した1972年リリースの傑作アルバム。A面には「尺八と弦楽合奏、打楽器の為の協奏三章」を収録。尺八は酒井竹保、小鼓は藤舎呂悦による演奏。尺八と太鼓の対比構造の第一章、即興的要素の強い第二章、第三章ではテープ・ディレイを駆使した無限多声を用いたミニマルの先駆けともいえる手法やトーン・クラスターが用いられるなど、実験的な趣向を展開した組曲。B面には1964年にNHKの「現代の日本音楽」で初演され、1970年に酒井竹保と酒井松道の演奏でLPも発表された「対話五題」と「竹籟五章」を、横山勝也と青木静夫が演奏し、あらたな精神性が吹き込まれています。全編大推薦。
A1: 尺八と弦楽合奏、打楽器の為の協奏三章 : 第一章 調子(序)
A3: 尺八と弦楽合奏、打楽器の為の協奏三章 : 第三章 終曲
B1: 対話五題
尺八のための音楽
Victor (Japan) 1972
VX-64 (LP) インサート
sleeve : VG+(WC,天面擦れ,裏面上部細かい染み)
media : EX+/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり,B2:再生音に影響ないごく薄く小さな擦れ1ヶ所あり)
後に武満徹や一柳慧も参加した二十世紀音楽研究所を黛敏郎や柴田南雄らと発足し、ミュージック・コンクレートや十二音技法を日本において最も早い時期に実践した作曲家のひとり、諸井誠による尺八のためのコンポジションを収録した1972年リリースの傑作アルバム。A面には「尺八と弦楽合奏、打楽器の為の協奏三章」を収録。尺八は酒井竹保、小鼓は藤舎呂悦による演奏。尺八と太鼓の対比構造の第一章、即興的要素の強い第二章、第三章ではテープ・ディレイを駆使した無限多声を用いたミニマルの先駆けともいえる手法やトーン・クラスターが用いられるなど、実験的な趣向を展開した組曲。B面には1964年にNHKの「現代の日本音楽」で初演され、1970年に酒井竹保と酒井松道の演奏でLPも発表された「対話五題」と「竹籟五章」を、横山勝也と青木静夫が演奏し、あらたな精神性が吹き込まれています。全編大推薦。
A1: 尺八と弦楽合奏、打楽器の為の協奏三章 : 第一章 調子(序)
A3: 尺八と弦楽合奏、打楽器の為の協奏三章 : 第三章 終曲
B1: 対話五題