Mariama
De Todas as Maneiras
Polydor (Japan) 1981
MP2648 (LP)
sleeve : NM-
media : NM-/NM-(一部ごくわずかにチリノイズが入る箇所あり)
ブラジルの女性シンガーMariamaが、Ricardo Cantaluppiによるプロデュースのもと1979年に発表した傑作アルバム。Aecio FlavioとAntonio Adolfoがアレンジを手掛けています。Chico Buarque、Roberto Menescal、Gonzaga Jr.、Carlos Lyra、Tom Jobim、Ivan Lins、Roberto Carlos、Gilberto Gilなどの楽曲を取り上げ、大人の色香漂うソフィスケイテッドなムード・ボッサ・ジャズに仕上げた知られざる名盤で、演奏も非常に素晴らしいです。なかでも秀逸はアルバムのオープニングを飾るA1で、スピード感溢れるパーカッシヴなビートとグルーヴィなベースにアタック感のあるバッキング・ピアノやギターをバックに、Mariamaのソウルフルなヴォーカルが舞う、AzymuthやEdu Lobo辺りにも通じるジャズ・グルーヴ・チューン。side Bに収録の5曲はいずれも違和感のない上質なアレンジが施されたメドレー作品となっています。中村とうよう監修による1981年リリースの日本盤美品。ブラジル盤よりも中音から低音がしっかりとした良い音質です。
A1: Maramar
B2: Nao Tem Perdao