Martin Saint Pierre
Solo Creation
Le Chant Du Monde (France) 1977
LDX 74655 (LP) コーティングジャケット
sleeve : EX-(一部色あせ)
media : EX-/EX-(薄い擦り傷によるわずかなチリノイズが入る箇所あり)
中南米、アフリカ、インドなど様々な国の民族打楽器を操り、ジャズ・エレメントと融合させた音楽を創造するアルゼンチン人パーカッショニスト、Martin Saint Pierreが1977年にフランスの名門民族音楽レーベルLe Chant Du Mondeから発表した傑作アルバム。A面はモロッコ、アルジェリア、チュニジアやリビアなど北アフリカ諸国の儀礼で用いられるベンディールと呼ばれるフレーム・ドラムによるソロ・パフォーマンス、B面はボンゴによるソロ・パフォーマンスで、どちらもスピリチュアルな空気漂う残響空間のなかで風や大地の鼓動のような自然音のごとく浮遊するベンディールとボンゴの表情豊かなサウンドにトバされます。民族的でありながらかなり実験的な志向を感じさせる、メキシコのJorge ReyesやAntonio Zepetaと双璧を成す前衛音楽。大推薦。
A: Document
B: Ancestrales