佐久間正英
Lisa
JVC (Japan) 1984
JML-28003 (LP) Original pressing, Promotional copy, 帯(SPSE/TOC:下部2ヶ所小さな破れ/テープ補修), インサート
sleeve : EX-(DJS,SRW,一部薄い汚れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
ガイドブック『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』掲載。プログレッシヴ・ロック・バンド四人囃子、ニューウェーヴ・グループPlasticsでの活動のほか、CMやアイドルのヒット曲の作曲、さらにはシンセサイザーの教則レコードの制作など、非常に洗練されたセンスでさまざまなプロダクションを手がけた天才マルチ・インストゥルメンタリストの佐久間正英による1984年リリースの実質1stソロ・アルバムにして超傑作。オノ・セイゲン、橋本一子や鈴木良雄も作品を残したJVCの<Music Interior>シリーズから。プロデュースはオノ・セイゲン。環境音楽をテーマにしていますが、エレクトリック・ギターのリフレインとミニマルなベース・ラインにSuso Saizにも近似する佐久間のギター・ソロがレイヤーされたA1、低域の電子音がシグナルのように響き渡るA4をはじめ、西洋古楽器奏者とコラボレーションしながら、ミニマル・ミュージックやニューウェーヴのエッセンスを多分に感じさせる非常に実験的なサウンドが展開されています。同シリーズのなかでも極めて異質かつ最高な1枚。大大推薦盤。
A1: Dim (3)
A4: Windows
B1: Mon Oncle