佐藤允彦
観自在
Denon Jazz (Japan) 1976
YX-7501-ND (LP) Promotional copy, インサート
sleeve : VG+(TEOC,TOC:天面3ヶ所テープ補修,一部色あせ)
media : EX+/EX+(一部わずかにチリノイズが入る箇所あり)
1969年にリーダー・アルバム『パラジウム』でデビュー以降、第一線で活動を続けた日本を代表するジャズ・ピアニスト、佐藤允彦による1976年リリースの傑作ピアノ・ソロ・アルバム。書家の佐藤勝彦がこのアルバムの制作にあたり書き上げた6枚の書を、東京の東邦生命ホールのステージ上に飾り、そこから得たインスピレーションをもとに佐藤允彦が即興演奏したフリー・ミュージックを6曲収録しています。各楽曲には「一(はじめ)」「道」、「観自在」、「地蔵菩薩」、「三味」、「無人」といった仏教的世界観を感じさせるタイトルが掲げられ、心のなかをえぐるかのような非常に深い精神性に溢れたフリー・インプロヴァイズド・パフォーマンスを聴くことができます。数ある佐藤允彦のピアノ・ソロ作品のなかでも最高傑作のひとつ。