富樫雅彦/佐藤允彦
双晶
Trio Records (Japan) 1973
PA-6018 (LP) Original pressing, 帯, インサート
MAT: ED1 A-1-2 / A-1-1
sleeve : EX+(角軽い擦れ)
media : EX+/EX+(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
脊髄を損傷し下半身不随となりながらも独自の奏法を生み出し演奏活動を続けた日本が誇る偉大なるドラマー/パーカッショニストの富樫雅彦と、1969年にリーダー・アルバム『パラジウム』でデビュー以降、第一線で活動を続ける日本を代表するジャズ・ピアニストの佐藤允彦が、1973年にアートシアター新宿文化劇場で開催された「インスピレーション&パワー14 フリー・ジャズ大祭1」に出演した際のレコーディング・アルバムにして超名盤。富樫が下半身不随となった後の初の復帰ライヴで、音場に音のピースをゆっくりと置いていきながら、どちらかに引っ張られるかのようにテンションの上昇下降を繰り返す、非常に凛とした緊張感が漂う会場の空気が伝わってくるような素晴らしいインプロ・パフォーマンスが全編に繰り広げられます。両名の解放感とともに鬼気迫る波動を感じずにいられません。