Masahiko Togashi Quartet “Speed and Space”

富樫雅彦カルテット
スピード&スペース
Union Records (Japan) 197x
KUL-5008 (LP)
sleeve : EX(一部薄い汚れ)
media : EX+/EX(一部わずかにチリノイズが入る箇所あり,B:再生音に影響ないごく薄いスリキズ1本あり,B2:僅かなプチノイズ2回あり)

脊髄を損傷し下半身不随となりながらも独自の奏法を生み出し演奏活動を続けた、日本の偉大なるドラマー/パーカッショニストの富樫雅彦による1969年発表のアルバム。当時追求していたESSG(実験的音響空間集団)の活動とは別に、佐藤允彦、高木元輝、池田芳夫といった盟友とともに結成したカルテットで、前作『We Now Create』に続きレコーディングした作品。ゆったりと空間を取りながらプリペアド・ピアノやチャイムが静かに浮遊するA1で幕を開け、怒涛のフリー・インプロヴィゼーションへと突入しながら壮絶に展開し、最終曲B2のラストでふたたび浮遊空間へと戻っていく、まさにタイトルとおりのスピード&スペースな世界。＜Japan Jazz Essence 1500＞シリーズからリリースされた再発盤。

A3: 期待 Expectation
B2: Speed & Space #1