Milan Svoboda & Prazsky Big Band
Reminiscence
Supraphon (Czechoslovakia) 1980
1115 2605 H (LP) コーティングジャケット
sleeve : EX(角擦れ)
media : EX-/EX-(わずかにチリノイズが入る箇所あり,再生音に影響ないごく薄いスリキズあり)
フランスCBSの名ライブラリー・シリーズ『April Orchestra』にも作品を残している東欧チェコのコンポーザー/ピアニストのMilan Svoboda率いるPrazsky Big Bandによる1980年リリースのアルバム。自身のリーダー作品としては初のリリースで、ビッグ・バンドにはJiri Stivinをはじめ、チェコで活躍するジャズ・ミュージシャンが多数参加しています。A面はビッグ・バンドらしく厚みのあるブラス・アンサンブルを全面に打ち出したスウィンギンなトラックからハード・バップなどを収録。注目はブライトなバッキング・ピアノを効かせながらスピーディにグルーヴするリズム・セクションに絡むアーシーなフルートやエレクトリック・ギターのソロがスリリングに疾走するB1、Archie Sheppあたりを彷彿とさせるディープ・スピリチュアルなイントロダクションから、ための効いたレイドバック・ビートにブライトなホーンのブロウやFender Rhodesのウェットなサウンドが舞う壮大なジャズ・ファンクへと展開するB2の2曲。