三木稔
日本音楽集団による三木稔の音楽
Columbia (Japan) 1970
JX-21~24 (4LP) Boxset, 帯(SPSE/TOC:複数箇所破れ/テープ補修,シワ), オリジナルインナースリーヴ, ブックレットx2
box : VG+(SPSE:側面下部3cm程亀裂,角1ヶ所擦れ,薄い汚れ)
media : EX+/EX,EX+/EX+,EX-/EX+,EX/EX(わずかにチリノイズが入る歌詞あり,E:再生音に影響ない薄いスリキズ1本あり,E2:ごく小さな付着物による軽いプチノイズ3回あり)
古典を現代に昇華するべく、邦楽の新たな可能性を求め国内外問わず多岐にわたる活動を続ける日本音楽集団の音楽監督として知られる日本人作曲家、三木稔の作品をまとめた1970年リリースの4枚組ボックセット。邦楽器とストリングス・アンサンブルを融合させた楽曲から、尺八独奏、二十絃箏独奏、和楽器合奏曲、東京放送合唱団と日本音楽集団によるコラボなど、1970年までにおける三木の集大成と呼べるコンパイリングした素晴らしい内容。なかでも、野坂恵子による二十絃独奏B1、横山勝也、古賀将之、宮田耕八朗の尺八によるソネットB2、横山勝也の演奏による尺八独奏E1、野坂恵子の演奏による箏の譚詩集E2が必聴です。アンビエント/ニューエイジが好きな方にぜひトライしていただきたいです。楽曲の詳細や小泉文夫による解説、全曲の楽譜が掲載された分厚いブックレットが2冊、麻柄の美しいインナースリーヴが付属しています。帯は破れる可能性があるためボックス内に収納してあります。
B1: 天如
B2: ソネット 3本の尺八による
E2: 箏 譚詩集