日本音楽集団
長沢勝敏作品集 : 大津絵幻想
RCA (Japan) 1985
CR-10049 (LP)
sleeve : VG+(細かい染み,色あせ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
1964年に三木稔とともに日本音楽集団を創立し、邦楽器によるあらたな音楽の取り組みに尽力した日本人作曲家、長沢勝敏の作品を日本音楽集団が演奏した1985年リリースのアルバム。A面のタイトル曲は滋賀県大津市で江戸時代初期から名産として伝承されてきた大津絵をテーマに作曲され、笛、尺八、三味線、琵琶、箏など総勢13名の邦楽器演奏による5部構成の組曲。大津絵のもつ愛らしさや大らかさがたくみに表現されていて、アンビエント的要素もあります。B1は冬空に舞う童心が画かれた5部構成の組曲。B2は武者小路実篤作、滝沢修演出の劇『その妹』の幕間に演奏するために作曲されたもの。いずれも邦楽器の魅力を存分に楽しめます。
A2 大津絵幻想 (2)藤娘
B4: 冬の一日 (4) 風と凧