Saptana + Lambang Sari
ガムラン・輝ける音たちの瞑想
Private pressing/Kojima Recordings (Japan) 1984
LM-1473 (Japan) インサート
sleeve : NM-(角ごくわずかに擦れ)
media : EX+/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
日本のガムラン演奏グループLambang Sariが、インドネシア人ガムラン奏者のSaptanaを招き制作した1984年リリースのアルバム。スフナン王家がありガムラン芸術のメッカとされるソロ市で、音楽、舞踊、影絵芝居の修行をし、1979年以降は東京藝術大学の客員教授も務めたSaptana作曲による古典を反映した創作ガムラン作品で、総勢24名の日本人の奏者による演奏をバックに、金属性の小型のドラを複数並べたボナン、弓奏弦楽器ラバブ、双頭ドラムのケンダンなどをSaptanaが披露しています。宮廷ガムランならではのゆったりとした流れとともに金属打楽器の煌めくような音や木管打楽器のまろやかな音色が響き渡ります。コジマ録音の小島幸雄氏はレコーディングには参加しておらず、レコードの製造のみを手がけていますが、さすが素晴らしいサウンド。貴重な1枚です。
A2: Gending SINOM
A3: Gending TALU