オノ・セイゲン
Seigen
JVC (Japan) 1984
VIJ-28034 (LP) インサート
sleeve : EX+(角わずかに擦れ)
media : NM-/NM-(一部わずかにチリノイズが入る箇所あり)
ガイドブック『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』掲載。20代前半ですでにその才能を開花し、現在も坂本龍一をはじめ数多くのアーティストから絶大な信頼を集めるトップ・エンジニア、オノ・セイゲンが1983年に齢25歳という若さで制作しリリースしたアルバム。橋本一子(Colored Music)によるソロ・アルバム『Ichiko』とともに同時発売された<Music Interior>シリーズの第一弾。オノ・セイゲンがエンジニアリングを手掛けたMariahのメンバー清水靖晃、笹路正徳、山木秀夫らをはじめ、白井良明、中西俊博など親交の深いアーティストが参加し、ピアノやストリングスによる美しいアンサンブルを奏でたモダン・クラシカルなサウンドから、大陸的な民族性を感じさせるパーカッシヴなトラックやSteve Reichを彷彿とさせるミニマル・コンテンポラリーまで、幅広い作風ながら一貫した美意識を感じさせる抽象絵画のような音世界を披露した紛れもない傑作。耳にイイ音楽とはこういうことですね。
B1: Mallets
B3: 5/8 RP