Steve Lacy, Michael Smith
Sidelines
Improvising Artists Inc./Nippon Phonogram (Japan) 1977
RJ-7412 (LP) インサート
sleeve : EX(角擦れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
50年代中期より第一線で活躍し、60年代中期以降はCarla BleyやMichael Mantlerらが中心となり結成されたJazz Composers Orchestraへの参加や数々のセッションでアヴァン/フリー・ジャズの振興に貢献、最も優れたソプラノ・サックス・プレイヤーのひとりとして評価されるSteve Lacyと、1972年に『Reflection on Progress』を発表以降、1980年代中期までにコンスタントに作品を発表し、Archie Shepp Quintet、Steve Lacy Sextetなどでも活動したアメリカ人ピアニストMichael Smithが、Paul Bley主宰のレーベルImprovising Artists Inc.から1977年にリリースしたデュオ・アルバム。1976年にノルウェー・オスロのスタジオで録音された音源を収録。激昂的なインタープレイに走ることなく美麗な旋律をお互いに紡ぎ出しながら展開していく、素晴らしいコンテンポラリー・ジャズを披露した逸品。