宮下伸
デジタル超絶のサウンド : 三十絃
Victor (Japan) 1981
SGS-26 (LP) インサート
sleeve : VG+(SRW,一部汚れ)
media : EX+/EX+(一部わずかにチリノイズが入る箇所あり)
尺八、笛、箏など日本の古典楽器の演奏を当時の最新技術で録音/カッティングしたVictorの<デジタル超絶のサウンド>シリーズから1981年にリリースされた三十絃のアルバム。現代箏曲の作曲家として古典の枠を超越した先鋭的な作品を残す三十絃箏奏者、宮下伸による楽曲と演奏を収録。A面の「銀河系宇宙のひびき - 天海」は、青銅鐘や砂張金をはじめ東洋や西洋の大量の打楽器によるパフォーマンスと三十絃のコラボレーションで、武満徹やヤマシタ・ツトムにも通じるコンテンポラリーな意匠が素晴らしい1曲。B面の『越天楽今様変奏』は三十絃の独奏を収録。もはや古典という概念はここにはなく、完全に新しい音楽に昇華されています。現代邦楽の素晴らしさを堪能できるオススメの1枚です。
B: 越天楽今様変奏