Terje Rypdal
Descendre
ECM Records (US)1980
ECM-1-1144 (LP)
sleeve : EX+(角わずかに擦れ/潰れ)
media : EX-/EX-(わずかにチリノイズが入る箇所あり,再生音に影響ない薄いスリキズ数ヶ所あり)
1960年代初頭にロックンロール・バンドThe Vanguardsでデビュー後、1960年代中後期に同郷のギタリストJan Garbarekとの出会いによりジャズへとフィールドを移し、以降その幅広い音楽的センスにより数々の名作を残すこととなるノルウェー屈指の技巧派ギタリスト、Terje Rypdalが1980年にECMからリリースしたアルバム。Palle Mikkelborg(tp,fh,key)、Jon Christensen(dr,perc)とのトリオ。ミュート・トランペットとエレクトリック・ギターの浮遊感溢れるイントロから、重心の低いドラムとパーカッションのダンサンブルなビートが疾走する開放的な世界へと移行するB1、霧がたちこめるようなひんやりとした質感がスーパー・ディープなB3をはじめ、どこまでも深く内面へ浸透していくような洗練されたサウンドが素晴らしい楽曲を全編に収録。Rypdal中期作品のなかでも最上級の1枚です。
B1: Innseiling
B3: Speil