バッハ・レヴォリューション
我が心いまだ安らかならず
RCA Red Seal (Japan) 1976
RVC-2054 (LP) インサート(ごく薄い染み)
sleeve : VG+(SPSE/TOC:天面9cm底面7.5cm裂け/テープ補修,側面一部/角擦れ)
media : VG+/VG+(薄いスリキズによるわずかなチリノイズ/軽いチリノイズが入る箇所あり)
3人の日本人シンセサイザー奏者、田崎和隆、鈴川元昭、神尾明朗からなるグループ、バッハ・レヴォリューションによる1976年リリースの超傑作アルバム。凄まじい音響効果によるドラマティックなシンセサイザー・ミュージックが全編に展開された素晴らしい作品です。重低音の電子音と信号のようなパルス音が延々と続く前半から雅楽を彷彿とさせるシンセサイザーの上昇下降音、さらには読経のサンプリングによる仏界を経て嵐が吹き荒れるエンディングへと向かうA2の凄まじさときたらありません。A1の雷鳴のような電子音も強烈。個人的には東京の某寺院で開催されたLaraajiのライヴの際にA2をプレイした思い出があります。
A2: 我が心いまだ安らかならず
B1: 汝れが魂、悪夢より目覚めよ