曹洞宗大本山永平寺
禅 Zen 只管打坐
Philips (Japan) 1971
PH-7501~2 (2LP) Box Set, Gatefold sleeve, Book
Box : EX(一部わずかに擦れ)
Sleeve : EX+
Book: EX+/EX+,EX-/EX+(一部わずかにチリノイズが入る箇所あり,C:再生音に影響ない薄いスリキズ2ヶ所あり)
心理学の視点から仏教を研究した佐藤幸治の監修で1971年にリリースされた、福井県吉田郡にある曹洞宗の大本山永平寺の僧たちによる読経や仏教楽器の演奏を収録した2枚組ボックス・セット。自然音とともに響く鐘の音、般若心経を唱える朝の行事からはじまり、禅問答、托鉢、普勧座禅儀など僧侶たちの日常から発せられる倍音成分を存分に含んださまざまな情景の音や音楽を全編にわたって聴くことができる貴重な作品です。永平寺貫主のインタビュー、岡本太郎、レコーディング・エンジニアの藤岡誠らによる寄稿など、芸術、音楽、医学などさまざまな角度から禅について解説された、約17cm四方の小冊子が付属しています。墨色の和紙と色紙を組み合わせた見開きジャケットなど、装丁も非常に美しいです。帯は欠品していますが、小冊子をおさめる発泡スチロールなどすべて付属しています。
A1: 永平寺の朝
D1: 普勧座禅儀